ビッグリブ小牧店の新型コロナウイルス対策がニュースになっていたので紹介しておきます。

袋詰めの時が1番お客様同士が接近しやすく、危険なようです。

 新型コロナウイルス感染拡大の中でも、生活に必要不可欠なのがスーパーです。

 そんな中で、密閉・密集・密接の「3密」を避けるため、スーパーではどのような対策がとられているのでしょうか。

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 愛知県小牧市にある大型スーパー「ビッグリブ 小牧店」。

 10日に愛知県で独自の緊急事態宣言が出されてからも、特に目立った混乱はないといいます。

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 こちらの店では、パン売り場など店内にもアルコール消毒液を設置。
 
 カートや かごは、営業する前と午後3時の2度にわけて消毒を行っているそうです。


レジでの「3つの密」対策は?

 感染拡大を防止するために重要とされているのが、「密閉」「密集」「密接」を避けるという「3つの密」です。

 こちらのスーパーが、密接を防ぐため取り入れたのが、レジのカウンター越しに設けたビニールカーテンです。

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「飛沫の対策ということで、レジの従業員とお客様の間にビニールのカーテンをつけました。大型店から試験的に導入をしています」(金田克哉部長)

 飛沫による感染を防ぐため、稼働しているすべてのレジに取り付けていました。また、アルコール消毒液をレジごとに置き、定期的に手を消毒しているそうです。

客「無駄なものには触らない」「レジに並ぶとき間隔をあける」
 一方、買い物に来ているお客さんたちは、どのような対策をしているのでしょうか。

「近くだったら、1人で買い物に行こうと。人数を減らして」(会社員・50代)
「無駄なものには触らずに、必要なものだけ取って、すぐに買い物を済ますということを意識しています」(高校3年生)

 買い物の人数や滞在時間を減らしていました。また、こんな女性も…

「レジに並ぶとき、ちょっと距離をあける。間隔をあける」(主婦・40代)

 レジに並ぶ際、他のお客さんとの距離をあけるようにしているそうです。

 これについては、店側も頭を悩ませています。本来は広く間隔をあけたいところですが…

「平日は守ってもらえるかもしれないが、週末の特にお客様の多い日・時間帯は、どこまでの長蛇の列ができるのか。そういうところを考えると、安全対策にはならないのかなと思う」(金田克哉部長)

 例え十分な距離が取れても、それだけでは足りないといいます。


最大の懸念は「袋詰めの台」

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 一番危惧している場所が、買ったものを袋に詰めるときに使う台です。

「必ず台のところに行って袋詰めをするので、どうしてもお客様が密集してしまう」(金田克哉部長)

 レジで距離を取っていても、混み合う時間帯ほど、この台にお客さんが密集してしまいます。現在は定期的に消毒をして対応していますが…

「もしかしたら、台を外に出さないといけないかもしれない。台を少し離して、間隔をあけることを考えている」(金田克哉部長)

 スーパーは、自粛要請の対象外だからこそ、今後より一層の対策が求められます。

「ライフラインとして、スーパーを開けなければいけない。より安全に買い物をしてもらえるように、心がけています」(金田克哉部長)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2c764f2cda028d278dce7697457620dd65119ee?page=1