言わずと知れた、1991年3月から2006年10月までの15年間小牧を走ったピーチライナー

ちょうど今、長年放置されていた廃線跡が市内各地で撤去中ですね。


今年5月に豊田市の服部工務店にピーチライナーの車両が保存されているという記事を出しました。



そして、どうやらピーチライナーの車両は豊田市だけではなく、三重県にもあるらしい。。。

名古屋市熱田区の工業用・産業用の塗料専門商社「(株) ミドリ商会」の『ピーチライナーリペイントプロジェクト』として再塗装された車両が、三重県桑名市の「(株) ナガラ 三重工場」に置かれているとのこと。

2020年9月5日にスタートしたプロジェクトは、2年7ヶ月に及ぶ作業により完成。


プロジェクトの経過の様子はミドリ商会Youtubeチャンネルに動画がアップされているので見ることができます。
塗料TV 【ミドリ商会】



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今年6月に撮影した桃花台東の線路跡U字部分

現在どんどん撤去が進んでいるピーチライナー線路跡ですが、線路が無くなっても車両は残りそう...!


ちなみに、ピーチライナー廃止後に唯一同じシステムを採用している千葉県のユーカリが丘線を運営する会社に売却を打診しましたが、建築限界の差扉の設置改造が必要等の理由で実現しなかったそうです。

車両のほとんどはすでに解体処理されており、残っている車両はかなり貴重。(※知立市にも個人所有の車両が1台あるようです)


小牧市内にはありませんが、廃止から随分経つのにもかかわらず現在もどこかで保存されているというのは嬉しいですね。





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